EVERLAND

群馬でネット輸入ショップEVERLAND を営むライトヲタ店主のブログ

絶対痩せる薬②

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今年の1月に行ったバンクーバーで食べたかき氷。

氷が元々練乳入りらしく、おいしくて寒いのに5日で2回も行きました。

次はいつ行けるかなあ。

 

Sulmida Dessert Cafe

https://www.sulmidarichmond.com/

 

 

昨日の続きです。

 

絶対痩せるサプリ、エフェドリン個人輸入業者から入手したぽっちゃり高校生(18)の私は確かに痩せた。

1〜2ヶ月で166cm、58kg→49kgまで痩せた。

こんな田舎の駅前のイトーヨーカドーでモデル事務所にスカウトされるくらい痩せた。

高校生じゃなくても異常なレベルの落ち方である。

ちなみに、2ヶ月で体重の5%以上が減少するのは病気を疑った方がいいらしい。

前職を辞める前の私がそうだったし、実際病気の一歩手前だった。

 

こんなに急に体重が落ちるとどうなるか。

まず、階段を上ったときの立ちくらみがひどかった。

食欲がなく、食べていないから当然である。

次に、青アザがやたらと増えた。

皮下脂肪が少ないので、ちょっとぶつけたくらいでもすぐ内出血するのだ。

 

そして、心臓。何かがおかしかった。

やたら脈が早く、息が上がる。

元々私は心臓が悪い家系で、たまに健康診断も再検査になる。が、エフェドリンを飲みはじめてからは頻繁に心音のリズムが狂うのだ。

 

だが、不安はありつつも、劇的な痩せ効果と妙な高揚感には抗えなかった。

この後も私は2、3ヶ月エフェドリンを飲み続けることになる。

 

そうして3ヶ月ほど経った頃、エフェドラについて少し知識も付いてきた。

そして、アメリカでエフェドラによる死者が出たこと、日本でも買える、エフェドラ入りの喘息の薬をドラッグがわりに乱用している人たちがいることを知った。

 

死者は正直どうでもよかった。当時は痩せてないなら死んだ方がマシだと本気で思っていたので、エフェドリンで死ぬならまあいいか、程度だった。

今考えるとバカ以外の何者でもないが、「健康のためなら死ねる!」みたいなことを地で行っていた。

 

ただ、ドラッグ依存は怖かった。当時、エフェドリンに依存性を感じたことはなかったが、将来手放せなくなって本物の覚せい剤中毒になったらと考えると怖かった。

健康のためなら死ねるのになんだか矛盾しているが、人間なんてそんなものである。

 

そうしてしばらく経ったある晩、床についた時、心臓が今までにない変な動きをした。例えるならドラムセットをむちゃくちゃに叩いた感じに。

「あ、これ本当死ぬかも」と思った私は意を決し、ついにエフェドリンを止めることにした。

 

次の晩、自転車に乗り、近所の駐車場にあったゴミ箱にエフェドリンの瓶を投げ捨てた。何故だかとてもスッキリした。

その後、幸いエフェドリンを飲みたくなることもなく、25位まではそのまま痩せた人生を送ることになる。

 

それからしばらくして、エフェドラ入りのダイエットサプリはアメリカでも禁止された。私が飲んでいたあの製品は今も売っているが、エフェドラフリーになっているのでおそらくダイエット効果はないと思う。

 

以上、女子高生エフェドラ物語でした。

痩せるってある意味命を削るんだなと身を持って学んだ出来事でした。

 

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在りし日のネコたち。